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Cafe Ms' 季節の便り

コーヒー教室を開催しました。

2月15日(第3金曜日)に夜のコーヒー教室を開催しました。
3名の参加者で、新年早々からご予約されていました。

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↓いつも通り、ドリッパーの形状の違いから説明します。
講師が左手に持っているのが、小さな穴が三つ開いている昔からあるドリッパーで、ろ紙は台形です。
スーパーやホームセンターでよく見かけるタイプです。


右手に持っているのが、大きな一つ穴のドリッパー。こちらは比較的新しい、当店で常用しているものです。
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↓↓
この2種類のドリッパーで、同じブレンド豆を、同じ粉の量・同じお湯の温度で淹れると、
味は同じなのか違うのか?

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↑講師が一人で同時に2種類のドリッパーでドリップしてみます。
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↓それを、飲み比べていただきました。①と②
「同じだ!」とおっしゃった方はいません。
結論だけいえば「違った」ということ。
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講師は次に、円錐形ドリッパーだけで、もう1回ドリップしました。
こちらは、先ほどのが『むらし』のあと3回の注ぎでお湯を落したのでしたが、
今度のは、『むらし』のあとは1回でお湯を注ぎ続けてドリップしたのです。

形状が違えば、おそらく味も違うのだろうと、参加されなくてこのブログを読んでるだけの方でも予想されるでしょう。
では、同じ一つ穴ドリッパーで、注ぎ方を違えると、出来上がりの味はどんな違いが出たのでしょう??
受講者さんは、それぞれの感性と言葉で感想をおっしゃいました。

味わいの感想を言葉で書いても、その人と同じその時の味を想像することは誰にもできませんよね。
ワインのソムリエの表現を、聴いただけで想像をめぐらしても、完全に理解できる人がいないだろうというのと同じですね。

またしばらくして、最初に淹れて飲み比べた大ポットのコーヒーを、
講師が「そろそろ冷めた頃なので、さっきと味が変わったかどうか、飲んでみてください。」と言いました。
大ポット3個は   右から三つ穴、一つ穴3回落し、一つ穴1回落し

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皆さん、全部がさっきの味わいとは違ったとの感想でしたよ。
コーヒーは淹れたての温度が高い時と、冷めてからでは味が変わるのです。
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さらに、講師が冷蔵から出してきたのは?
ちょっとだけ冷めたのでなく、教室が始まる前に入れて冷蔵庫で冷やしておいた、同じブレンド(小ポットですが淹れ方は
これまた味が違ったそうです!!

これらの、道具の違い、淹れた後の時間や温度変化による味の変化など、
コーヒーは、とても繊細な飲み物ですね。

大雑把に言ってしまえば、三つ穴ドリッパーはゆっくりしかお湯が落ちないので、粉がお湯の中にとどまる時間が長い分、
雑味が出やすかったり苦みが強くなったりしやすいそう。
一つ穴ドリッパーは、三つ穴の穴三つを合わせたよりも更に大きい穴なので、
お湯がさぁっと速く落ちます。すると、雑味が出にくく、あっさりした飲み口のコーヒーになるそうです。



当店で一つ穴ドリッパーを推奨する所以は、お湯の音し加減で味を変えられるということです。
三つ穴はどう急いでも速くは落ちませんが、これは速くもゆっくりも落とせる。
つまり、その人の好みの味に近い淹れ方ができる優れものというわけです。
日によって、気分によって、体調によって、同じ人が同じ銘柄の珈琲豆でも自分の淹れ方を変えることができるのです。


そういうわけで、大切なのは『自分の好みの味』(苦めが好きか軽めが好きか酸味が好きか・・・はたまた熱めが好きかぬるめが好きか)を知ることです。)(豆の銘柄の好み以前の話です)
そして、
基本のドリップの仕方を覚えることが重要です。自分の淹れ方を変えるというのは基本ができてからですよね。
湯温度も粉の量も毎回でたらめでは、淹れる度に違う味(偶然に)になりますね。

講師が基本的な『3回落しのカップ二杯点て』見本を小ポットで見せます。
今度はやかんでなく、専用の特別細口ポットで。
温度計で湯音を決め、定量の粉をろ紙に入れてからですよ。
留意点が沢山あります。

ここからは、興味のある方は店に来てマスターが淹れるのを見学してください。
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さて、お一人ずつの実習です。
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実習が終わってケーキタイムです。
普段の教室では、お好みのケーキを当日のショーケースから選んでいただきますが、
本日は当店にしかない『赤米シフォンケーキ』を召し上がっていただきました。
質疑応答も盛んで、楽しく夜が更けていきました。

この実技の3回落しや湯の温度、粉の量が最も正しい淹れ方の基本というわけではないことを理解して、
お家でしっかり練習を重ねて、もう注意点は身についたという段階になれば、ご自分の好みの味を創り出す工夫をして下さい。
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数年前から教室は毎月第3金曜日の夜7時から開催(3名以上の要予約)という)ことになっています。
「家で自分流に点てて楽しんでいるが、もう少し珈琲の話も勉強したいし、淹れ方も上手になりたい」と思っておられる方は、
ぜひ一度、お申込み下さいませ。

by hmusik5y | 2019-02-17 17:54 | コーヒー教室 | Comments(0)

総社市清音、高梁川の清流の地域にある、こだわりの珈琲専門店 『Cafe Ms'』のブログです。
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