久しぶりのケーキ教室が開かれました。
9月に申し込まれたお二人が、10月にお越しくださいましたよ。
ずっと楽しみにして待っておられたそうです。
この『赤米甘酒』は、総社の秋山糀店さんが、数十年前にの開発したものです。
総社市特産の『赤米』という御神米を、今は亡き当主が長年の苦労の末に甘酒に創り上げたものなんです。
当時、全国放送のテレビで紹介もされ、(他県に住んでいた頃)その放映をたまたま見て驚いたという経験があるのです。
この珍しい赤米甘酒を広く知ってもらい応援したいとの気持ちから、『赤米甘酒シフォンケーキ』をマスターが作り、お客様に提供して召し上がっていただくだけでなく、ケーキ教室をも始めたという由来があります。
さて、ケーキ教室は、ホームページの案内にあるように、実技なしの「見るだけ・食べるだけ」の教室です。
アスターがレシピを説明しながら開始です。
受講者のお二人は、カウンターに腰かけて、質問もしながら熱心にメモを取っておられます。
講師は、あらかじめ準備していた材料や道具を見ていただき、説明しながら作り始めました。
途中、何度か作業を見ていただきながらの説明です。↓
生地が出来上がって、キッチンエイドからシフォン型に流し入れました。
「紙は敷かないのですか?」との質問。流石にケーキ作りを経験しておられる受講者さんですネ。
「はい、シフォンは型の壁にしっかりくっついて焼き上がらないといけないので・・・」と講師。
そして、
気泡を抜くために、初めはそっと数回、途中からかなり強く、トントンと、型を持ち上げてはキッチン台に型を打ちます。
それから、あらかじめ温度を上げておいたオーブンに入れて焼きました。
待っていただいている間に、前日に焼いておいた『赤米甘酒シフォン』とアニバーサリー・ブレンド珈琲を点てて、召し上がっていただきながら、質疑応答です。
焼き上がりました? ん????実際に起きたことを正直に書きますね。報告ブログですからね( ;∀;)( `ー´)ノ
何故だろう?? 膨らみませんでした。つまり、失敗! ( ;∀;)(-_-;)(>_<)しばらく後で講師が気付いたのですが、最初に振るった小麦粉を、説明と作業をしながら話に夢中になっているうち、入れ忘れちゃったんですって。( ゚Д゚)
何度も作っているマスターなのですが、・・・・うまくいけば、こうなるはずでした。↓(写真は数回前の教室です)型より高く持ち上がって、煙突にしっかり貼りついていますでしょ。↑
その型を逆さにして置いて冷やします。
受講者さんゴメンナサーイ。手順を間違ったり何か入れ忘れたりするとシッパイするよの講義でしたかね。
お土産に『赤米甘酒シフォン』ケーキホール1台と『赤米甘酒・かみよ』1袋をお持ち帰りいただき、お開きとなりました。